だんぼっちトールを改造し防音性能が爆上がりした件。

DTM

最近、DTM熱が再燃しまして。ちょいと曲でも作ってみるか!

と、燃えているとむさんです。

 

でも仕事が忙しくてなかなか出来ない!

しかし夏が終わり、シルバーウィークという素晴らしい期間!

曲作りに時間を費やしました。

曲作るぞと意気込んでもなかなかいいもの浮かびませんねー。

掃除とか風呂に入ってる関係ないときには浮かぶけどPCを目の前にすると浮かばぬ現象よ…

 

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だんぼっちトールのご紹介

さて!

2年前くらいにボーカルブースとして買っていただんぼっち

だんぼっちトール
サイズ:W80×D110×H210(cm)


 

宅配便で届いたんですが、スタッフさん2人でお届けいただき

何ですかコレ??(困惑)

説明が面倒なので「ダンボールです。(真顔)」で済ませました。すまぬ。

30kgほどの謎の物体は気になるよね。

で。作る過程の写真は当時ブログもやってなかったので撮ってないというクソっぷり

申し訳程度に現在の様子をアップしてます。

おいおい、内装がなんか違うぞ?とお思いでしょう!

以下のサイトを参考にして魔改造も施しました。

ダンボッチ魔改造へ移動!

 

初期のだんぼっちでも問題はないと思いますが

まー音が漏れること。

ダンボールなのでそこはしゃーない。

魔改造Verだんぼっちは完璧。まじで気になりません。

 

防音効果を爆上げすべく魔改造

せっかく買っただんぼっちですがやはり防音効果は正直もう少し欲しい

ダンボール製でここまでの性能にしているものに対し、どんだけ性能を求めるのかとも思いますが完璧に近づけたい!なのでやってみる。

そもそも防音とは?

詳しく書くと一冊本ができてしまう気がするのでざっくりと。

防音とはしくみの事ではなく音を小さくしたり遮断したりとざっくりとしたことで、概念的な言葉だそうな。

防音の仕組としては大きく3つのしくみがあります。

  1. 吸音  ・・・音を吸収し反響を小さくすること
  2. 遮音  ・・・音が外に漏れないように遮ること
  3. 防振制振・・・音による振動の伝わりを少なくすること

今回、防音の目的としては

  • だんぼっち外への音漏れを極力遮断したい。(だんぼっち内への音の侵入を防ぎたい)
  • だんぼっち内での反響をカットし、デッドな環境にしたい。

というのが求める大まかな点。

ではどうするか!

吸音対策

ノーマルだんぼっち内でお歌を歌いますと結構音が反響します

口から発せられた音の振動が硬いダンボールに当たり反射して反射してを繰り返すリバーブ状態となります。

レコーディングのため反射した声を録音はしたくない!後からリバーブを追加してミックスするときに反響が録音されているとやりづらい訳で。究極は無反響で取りたいのです。

そこで吸音目的!ロックウールのMGボード。

鉄鉱石を繊維状にし集めてボードにしたもので、似たようなものにGCボードがあります。

GCボードはガラス繊維を集めてボードにしたもので安価。MGボードの方が密度が高いため防音効果が高いと言われていますのでMGボードを選択!

遮音対策

だんぼっち内でシャウトするとやっぱり声が外に聞こえてしまいます。

そこで対策として遮音が必要となります!

遮音効果は物質の密度の高いもので壁を作ると上がります。

コンクリや鉄の壁だといいんですが、実践したら重すぎてたぶん床抜けます

密度が高く、加工しやすい点で鉛シートは最強ではないかと!

鉛シートですが専用のハサミとかカッターがいるんかな?と思いましたが100均のハサミで切れましたw柔い。

それでいて重い。めっちゃ重い。配達員の方重かったろう・・・

ちなみに、安価な「遮音シート」というのもありますが、遮音性能が段違いなのでこちらにしました。遮音シート1.2mmのものと比べ、鉛シートは0.3mmタイプで3倍の性能だそうな。

そして鉛シートをだんぼっちに貼り付けるために接着剤が必要です。
木工ボンドや家にある両面テープでいけるやろと思いきや(思わんか)、鉛シートの重量によりそれらは意味を成しません。なんという無力。
ですので下のような超強力両面テープが必要です。下のものでなくとも超強力な接着剤でもよいです。要するに一般的なそんじょそこらのものではハナクソほどの効果もありません。
両面テープの分際で何なんこの値段と思いますが、これがまー強力。
ケチって少なめに貼り貼りすると完成後数日で崩落事故が発生し大惨事になります

 

完成

 

内装です。

立ったまま歌うので「だんぼっちトール」というものを選びまして。

魔改造のおかげで反響がほぼなくデッドな環境で録音出来ます

近くで犬が鳴こうが電車が走ろうが環境音の影響も全くなし

録音の時にめっちゃいいテイクとれたで!

と良く聞いてみるとお犬様の雄叫び入りでがっかりすることもなくなります。

 

中古でもメルカリとかで出てたりするのでおすすめです。

 

デメリットは?

だんぼっちに限らず防音室は夏が試練の時となります。

ヤマハのアビテックスとか本格的な防音室にクーラーつけるかな?

とか悩んでる方はまじで付けておくことをおすすめします。

だんぼっちにはつけられない。

だんぼっちの外ではガンガンにクーラー効いてても、中で1曲歌い終わると

汗だくです

PCとかディスプレイ入れてるからだろアホだなぁー。との声も聞こえて来そうですが。

照明はLED、ディスプレイはipad、ミキサーもアナログで小さいやつで熱源はそれくらい。

あとは自身の発する体温がこもって天然のサウナへと変貌します

最大のデメリットはこれです。

お金持ちになったら防音室のある家を建てるんや!(切望)

 

結局どうなん?だんぼっち。

  • 録音時に犬の鳴き声や環境音に悩まされている方
  • 音が響いて近所への苦情が気になってしょうがない方
  • アビテックス買うまではないが本格的にDTMしたい方

はおすすめします。

効果としては

  • 大声で叫べる。(近所からの苦情はなくなる)
  • 妻は寝てるがどうしても叫びたい時に夜でも起こさず叫べる。(魔改造時限定)
  • 本格的にボーカルを録音したい。

どノーマルだんぼっちだと反響音が気になると思うので

吸音材くらいはホームセンターあたりで安いの買うと幸せになれます。

アビテックスなどの本格防音室並の購入金額と比べれば相当コスパがいいのではないかと思います。

フリマアプリなどでだんぼっちを見かけても割とすぐに売り切れるのでいらなくなれば売ればいい!

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